⑨行きつけをべた褒めする
※この記事は⑧の翌日の話です。投稿し忘れていたので時系列を気にしてお読み頂ければ……
開店前から店の前を徘徊していると店の扉が開いてマスターが、
「おーこんばんは昨日はごめんね、中に入ってていいよ」
昨日は満席で入れなかったので今日こそは行きたくて、一番乗りで待機していて良かったです。外に貼り出された日替わりメニューを見て予習も出来ています。予習はしたけど選択肢が多過ぎて迷ってしまい、その選択肢は全て当たりだってわかっているけど、お腹がついていかないので3品で迷うと頑張っても2品が限界です。店で必ず注文するの料理が2品決まっているので合計で注文するは4品です。
私はそういう時に残りの一品もどうにかして食べたいのです。そんな時はお土産です。お土産にすれば翌朝でも食べられます。もしくは帰宅中にまたお腹が空いてきて自宅で食べれたら尚、至福です。
しかし、お土産に向かいない料理もあるのです。そういう時は諦めるしかありません、その日だけは。
マスターに無茶を言うのです。これは禁じ手です。
『マスター、○○(料理名)はまたやりますか?』
これを言うとマスターは笑って、
「いやー仕入れ次第だけど、食べたいならまたやろうかな」
仕入れ次第って言っておきながら必ず、メニューに再掲載されています。そんなマスターの気配りが最高です。