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死ぬ前に抗う

人生初の胃カメラをやってきた31歳男

社会人で会社に所属していると健康診断は毎年やるものですね。弊社は医療法人なもので、健康診断においては社内で行えてしまいます。それはそれで有り難いものです。互いになんとなく、「これやってる意味はわかってるでしょー」『はーい存じ上げとりまーす』っていう無駄なやり取りが無くそれが世間話に変わったりするものなのでそれはそれでストレスが無く行えるものです。

そんな具合で身長、体重、視力、血圧、心電図、あと何個かやっていたはずだけど眠かったので覚えていません。メインイベントと思っていたものは本当に最後に訪れました。

 

胃カメラ内視鏡)きたー。

 

雑な案内の看護師に「そこに座って、寝る」聞こえづらかったので聞き返すとやや怒り口調でめんどくさかったですけど胃カメラを受ける私としては看護をして頂く患者です。弱い立場なのです。笑顔で『すいませんでした、そういえば聴力は落ちていたなー(白目)』なんてやり取りをしてご機嫌をとってバリウムを一気飲みする。するとドクターの登場。

BASEの社長に激似で本物じゃないのかって思うくらいで目が覚めた。ドクターに似ていることを伝えると「言われたことあるんですよー」って、笑う。激似だ。

 

そんな鶴岡さん風のドクターに胃カメラの同意書の内容を説明を受けて「よろしくおねがいしまーす」と臥床する。

 

径鼻を希望していたのでそれが伝わっていたのか鼻の通りを良くするための薬を左右の鼻に入れる。通りが良くなった!溶解成分の入った何かなのか。調べていないから不明だが、鼻の通りが良くなった。

 

そして右鼻にロックオンされて、ゼリー状の麻酔?(眠くて覚えていなかったです)を注入されて麻酔がかかってくるあの状態に陥りました。前後どちらか覚えていませんが鼻の通りを確認するために何かを鼻に突っ込まれました。この時の痛みがインフルエンザの検査のアレと全く同じ痛みなんです!これは今後、胃カメラを受ける時にイメージしやすい情報ですね。

 

まあ、インフル検査より痛いですけどね。

 

同じ痛みですけど強さは違います。胃カメラの時のほうが奥に突っ込まれるからなのかわかりませんが痛いです、圧倒的に。それは覚えておいてください。

 

いよいよ本番です。側臥位の指示を受け言われるがまま。目を瞑っていましたが部屋暗くなったのがわかる。「それじゃあ入れていきますね」とかそんな具合で始まった気がする。そこからインフルエンザの痛みの数倍のやつを受けてドクター曰く痛みのピークはあっという間に通り越して食道から胃へ到達。空気を入れたり洗浄したりお腹が膨らむ感覚がわかるし、おなら出そうだしで私は涎を出しながら口呼吸するのが一番安楽な状態だということを覚えてひたすら目を瞑りながら涎を出していました。時々ドクターが話しかけてくると『ファ』と返事はする。返事をしないと気絶しているのか余計な仕事をふやしてしまいそうだったので、とりあえず呼吸してますよアピールをしていました。

 

10分からどれくらいかで胃カメラは終わった。全てのルートが抜けきると鼻から口から唾液・鼻汁がたくさん流れてきた。「落ち着いたら椅子に移って先生からの話がありますからね」と雑な看護師から言われる。気が動転しているのと痛みと鼻水と唾液と、ごちゃごちゃになっているのを整理している途中で看護師がまた煽ってくる。煽ってきたことに気が付いているっていうことはわりと冷静なのかも、って思いティッシュで拭いドクターの話を聞く。アレとかコレとか話を受けて胃カメラの診察は終わり。

 

それからしばらくは鼻水が止まらなかったのでティッシュを鼻に突っ込んでいました。ちなみにティッシュを鼻に突っ込んでいてもドクターは何も気にしませんからね。

 

胃カメラで一つだけ覚えておいてほしいことと言えば、

 

インフルエンザの検査に似てる!

 

以上です。