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死ぬ前に抗う

②おばあちゃんと神社

今日は結婚式の帰りに神社へ寄った。おばあちゃんがいた。

 

今日は帽子を被っていた。手を振ると私に気が付いて「なんだ、あんたかあ」、と。どうやら私のことを覚えていたみたいだ。おばあちゃんだし記憶が怪しかったけどなんとか覚えていた。「奥さんと仲良くしているかあ?」、と前回の話もしていたので間違いなく私のことを記憶している。

 

声がガラガラなので風邪なのか訊ねると、「喉が痛くてねえ」と、痰をペッペッと吐き出す。見境無しに痰を吐き出すところがおばあちゃんらしい。ここは神社の境内下なのに。

 

コンビニで買った蒸しパンの袋を持っていたから、ご飯は食べれているんだなあと安心したら「ちがうよ、これはスズメにあげるやつ」って蒸しパンを千切って、スズメに全力でぶつける。おばあちゃんの全力だし、投げているのは蒸しパンだし。

 

結婚式の話をしていたら「30歳で結婚するのは遅い、馬鹿なんじゃねえのか」なんてことを言うから、「いまの時代は普通だよ、結婚する方が珍しい時代だよ」と言い返しといた。それからなぜか、うちの犬の写真を見せることになって「かわいくねえなあ」とか言われるから、「今度連れてくるよ、目の前で見ると可愛いよ」と言い返すと「噛まない?大丈夫?」なんて心配するところがおばあちゃんの地なんだな。

 

またねーってことで。