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死ぬ前に抗う

風邪をひいたので記録しておく

私は体調を崩すことは割と多いほうなのかもしれません。

2日前も仕事中に全身に凄まじい倦怠感が襲ってきて、それからすぐ下から上へと物凄い身体が熱くなってきた。

『これはヤバい、ひとまず運転はやめよう』と思ったのは車を業務で運転していたからだ。既に遅い。あまりにも突然すぎたから。かといってすぐに運転をやめれるわけでもないので自分の担当だけはやりきろうと決断。目的地に到着して5分前だったので3分タイマーセットして仮眠をとろう。次の目的地は3分前に到着したので1分仮眠とる、分刻みでとにかく目を瞑って何もしない、それが一番運転に集中できると思ってとにかく身体を休ませた。タイマーが鳴れば頭を仕事モードに切り替えて『ほんの数十分集中すれば良いだけのこと』と、思い込ませて猛烈に集中して車を運転。いま振り替えれば、これが更に体力を奪ったのは間違いなさそうだ。でもあの時は最善の決断だったはず。ようやく運転業務は終えた。事故が無くて安心した。

でも、事務所に戻ってもまだ仕事はある。

ここでかなり迷ったけど、午前まで働いて早退させてもらおう。当日の業務のピークは午前までなので、一段落ついたら周りにも迷惑かけないので申告は後回しにした。しばらく座ってから立ち上がると頭かグワングワンと回ってフラフラする。これは本格的に何かしらの何かだなー、って身体で体感する。普段通りを装ってみるけどなかなかしんどい。仕事柄、異変に察しやすい集団なので余計なところで気を遣った。なんでやねん。

ようやく午前の業務を終え、上司に体調不良で早退をしたい旨を告げる。二言で、「どうしたの!?いいよ!!」

理由を聞かないですぐ返事を貰えるのはホワイトな職場なのかなって思う。同僚に一応、熱だけ測ろうって提案を受けたので検温。

 

 

39.7℃

 

こりゃダメだ。同僚に見せるとあちゃーって顔をしていた。「よく働いていたね、いつからなの?」って聞かれて『車を運転していた時からです』、と伝えたら「それは辛かったでしょ、帰り駅まで送るからね!」

他の社員にもやり残した業務を引き継いでもらい、ごめんなさいと伝え駅まで送ってもらうことに。駅までの車内で同僚と話す。

『午後の運転には自信がなかったんです、この調子で運転したら危ないと思って』

「さすがに危ないよね、午後は大丈夫だから。それよりも翌日からの仕事だよね、体調良くなってからの復帰でいいから」

 

駅まで送ってもらい、お礼のお辞儀をする。お辞儀ですら頭をグワングワン回ってしまうけど、もう今日の業務は終えて身体を休めるだけだ。帰る前にコンビニで水を買う。喉が痛くなってきた。徐々に腫れてくるのがわかったので食料は買わずに水分摂取に努めようと決める。

帰ってすぐに解熱剤を飲んで寝る。身体も痛みだして喉も痛いから深い睡眠はとれず2時間くらいで目を覚ます。高熱が出現しているのに全く汗をかかない状態が焦る。

妻にLINEで連絡。

『冷えピタを頼む』

身体を動かすと痛いので、寝返りもできない。冷蔵庫までが遠すぎて取りにも行けない。また寝る。

夕方に冷えピタが到着。寝ている私の額にベチーンと冷えピタが貼られた。熱を測ると38.7℃だった。状態は変わらない。さすがに水分を摂らないとまずいので妻がスポーツドリンクを渡してくれたのは1リットルのペットボトル。重すぎる。

 

 

『そこは500(ミリリットル)だろ』

 

 

しかも握力が無いので直ぐ様、妻にボトルを返してキャップを開けてもらった。一気に虚弱体質になった。

身体を動かすと辛いし、日曜日だし、寝ればなんとかなる、と理由をつけて受診を拒否していたけど半ば強引に夜間救急へ連れ出された。それは後で良かったなーとは感じましたが。

身体を動かすのも辛かったけど、着替えて準備をして助手席に乗る。ボーッとしてると辛い謎の現象に陥りそうなので、自分のためにも車内であーだこーだ喋りまくる。素面で喋らない分、運転手は迷惑だったかもしれない。

10分程で到着。ゆっくりと歩いて受付へ。個人情報を記入して検温。まだ38.7℃だった。数字を見るだけでテンションがた落ち。だから体温計嫌いなんですわ。どうして数字に気分を上げられたり下げられたり、昇給の時しか嬉しくない。それと減量した時。

すぐに呼ばれて診察室へ。頭がグワングワンする、喉が痛い、水分摂るの辛い、薬くれ、とかドクターがPCをカタカタ打ち込むデスクを拝借して頬杖付きながら足組んで喋る私は何様なんだ。でも、どこかに身体を預けたいほどしんどいということなのだ。察してくれていたのか一切、何も言わないで症状を淡々と聞きながら診療してくれたドクターは優しかったです。

帰宅してから処方して貰った薬を飲む。ザ・風邪薬!っていうお馴染みの解熱剤、鎮痛剤、整腸薬の3パターン。それでいいのですり私は解熱をしたいし痛みを和らげたいのです。飲んですぐに布団に入る。すると、10分くらいすると悪寒が始まるではないか。

 

ガタガタガタガタ

ブルブルブルブル

さむいさむいさむいさむい

さむいよーさむいよーさむいよーさむいよー

 

布団に覆って震えが止まらない。ひとり稲川淳二だ。しばらく震えが続いて『さむい』って何回言ったんだろう。寒すぎると人って泣いちゃうんですね。久しぶりに泣きました。悪寒で。

 

いつの間にか眠っていたようで、目が覚めると朝になっていました。身体は怠い。痛みも残っている。今日は休みを頂いたので病院へ再訪。

 

そしてようやく