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死ぬ前に抗う

上司の赤ペン

新規サービスの提案を上司と打ち合わせをしたのです。

作った計画書の草案はたくさんの赤文字で埋まったのですが、これに対して同僚はやや落ち込んでいたのです。落ち込む理由もわかります。自分が考えていた計画に対してこれだけ突っ込みどころ(修正点)が満載になっていることに対して落ち込んでいるからなのだと思うのです。物凄く当たり前の感覚だと思います。一緒に作ってはいるけど割合とすれば1:9で私が1の部分を担っているのです。ちなみに1の内訳は議事録作成のようなもの。打ち合わせをした内容を文書化するのが私の役割。なので、気持ちの入り方からズレているとは思います。しかし、私自身も新規サービスに関われることは嬉しいので力にはなりたいのです!その気持ちは間違いなくあります。ただ、恐ろしい程の経験不足から業界の通例を知らないので力になれることって文書化にすることと声を出すことの2点だけなんですよね。アイデアを出すっていうところまでには至らないのです。

でも、こうやって上司から赤文字でたくさん埋まった草案ってありがたいと思うんですよね。まあ、本当に真っ赤になりましたから同僚の書類をチラ見したらとんでもないことになっていましたよ。私は赤文字はモチベーションとして、使いたくなかったので青文字にしていました。青文字でいくらか気持ちの面で変わるかと思いましたが、やはりボリュームの点で赤も青も変わらないのかなー、って思いました。

余談が多かったですね。

私はビジネス書籍の中では有名であろう、ライフネット生命社長岩瀬さんの著書、『入社1年目の教科書』を読んでいるのです。そこに赤文字を入れられるとニヤニヤしている岩瀬さんの内容が書かれているのです。考え方としてはほぼ同じです。修正するところが多々ある。それは上司の考えを共有出来ること、考え方を改めさせることが出来る、本当にこれがありがたいと思って私も落ち込むことは無いんですよね。

自分の考えを否定されたのではなく、共有と改善点を教えてくれたのだ、っていう感覚なんですよ。なので、私は割と前向きな考え方なんでしょうかね。今後も上司とは関わっていく中でどういう考え方で業務を進めていくのか、そして業界の流れなどを教えて頂けるのは非常にありがたいと思っているのです。

なので、もしもこのエントリを読んで同じような境遇にいる方はそんなに落ち込まなくてもいいですよ、と。むしろありがたいわーって思ったほうが人生も得していると思えますよ。