123456789のブログ

死ぬ前に抗う

潔癖症のは人は大変だな、色々と

潔癖性の知人がいる。

その知人が潔癖性というのは最近知ったのだ。

適当な雑談をしていた時に潔癖性の話になったのだ。その時に知人が潔癖性だと知った。

 

よく聞くような潔癖性というのは、

 

「電車の吊り革を持てない」

 

「ドアノブを握れない」

 

「古着を買わない」

 

ここらへんの話は潔癖性あるあるだと思う。まとめサイト2ちゃんねるで挙がる話題になりそうだ。私のように気にしない人もいれば、潔癖性の人にとっては辛いことなのかもしれない。

 

 

私は銭湯が好きということを知人に話した。

もちろん一緒に行くつもりはない。それでも銭湯が好きという話だけはしたかったので、銭湯の醍醐味である水風呂のことを話していた。

知人は、「行けたらいいんだけどねー」って申し訳なさそうにしていたけど、それは別に気にしなくていいのだ。潔癖性はしょうがないと思っている。

というか、行くつもりなんて無いだろこの野郎。私だって一緒に行くつもりは無いけど銭湯の水風呂の魅力を話したかっただけだ。ばーろー。

 

それでも知人の気持ちはわからないでもない。潔癖性が銭湯で共用のお風呂場で風呂椅子に座る。風呂桶を使う。浴槽に浸かる。

いや、存在はしないだろうけど菌的な何かを気にしてしまうのだろう、と。知人は申し訳なさそうにそのニュアンスを説明していた。

 

 

ばーろー。

そんなもん、風呂出た時にシャワーで流せばいいだけだろ、って思ったけどそれは口にしない。そもそも私だって知人と銭湯に行くつもりはないから。

 

 

 

 

ただ、この知人の潔癖性は少しだけ次元が違うのだ。

 

 

この知人がどうしても譲れないことがある、と。

潔癖性の脳内を理解しているようで理解していない最もタチの悪い私からすればそれはそれは、非常に気になる話だ。銭湯に一緒に行けない野郎の話を聞いてやんよ。

 

 

 

 

その話を聞くと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ビールは洗わなきゃ気が済まない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何を言っているんだろう?

 

ビールを洗うって洗剤を付けてジョボジョボとビールを流しながらスポンジで洗うってことか?そのビールを濾過して飲むとかそういうことなのか。それはもはやビールではない。麦色をした洗剤まみれの液体。リアル尿みたいなものなのかな。こいつは何を言っているんだろう?

意味がわからなくてどういうことなのか聞き返したら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「缶ビールを買ったら自宅で、缶のフチの部分を洗わないと気持ち悪くて飲めない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほう。

新しすぎる。

そんなやつ聞いたことない。缶を洗うなんて考えたことも無かった。

たしかにそうだな。

コンビニなどの陳列棚に並んでいる缶ビールを取る時って缶の上部にあるフチ部分を掴むことがある。それは私も日常でやる行為だ。

しかし、そこを気にすることなんて考えたことも無かった。

 

潔癖性の人の気持ちはわからないでもない、わからないでもないけども。

 

 

 

その知人が言うには、缶のフチを誰かが触った可能性もあるので気持ち悪いから、と。

 

 

 

 

 

誰かが缶のフチ部分を掴んだものを買って飲むことに抵抗がある。

 

コンビニで買ってすぐに飲めないじゃん。缶ビール以外にも缶ジュースだってある。缶の飲料はアルコールに限らないけどどうするの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ペットボトルの飲み物を買う」

 

続きは気が向いたら。