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死ぬ前に抗う

出口さんの本の選び方

出口さんはライフネット生命の元社長。私はデイリーポータルZの記事や現社長の岩瀬さんの著書「入社1年目の教科書」で知りましたが、動いて声を発する出口さんは初体験でした。もう、雰囲気が良いですよね。上品な関西弁で物凄く丁寧な喋り方です。出口さんがテレビ番組に出演して本の選び方について話をされていたのですが、参考にしてもいいかなー、っていう方法でしたので記憶には残しておきたいのでブログにも残しておきます。ちなみに出演していたのは女優のミムラさん。この人もかなりの本を読むらしいけど、今日は出口さんの話。 


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本の選び方について

キレイな本

キレイな本っていうのは見た目のことです。装丁にどれくらい力を入れているかを見るってことにもなりますね。ここで書籍を出版している会社も力加減がある程度わかるというんです。出版社がこの本を売りたいためにどれくらいの力量でやっているのかが、デザインや帯にコメントしている人やあるいは紙質なんかからも見えてきますよね。その本に対しての思いが、読んでほしいという熱が伝わるのでこのキレイな本っていうのは選択肢になるそうです。

 

最初の10ページを読んで判断

これもキレイな本と同じようなことが言えると思います。買うか買わないかを迷っている時には立ち読みして、面白ければ買いますよね。その面白さの判断は10ページ程度読めばわかるということです。出口さんが話していたのは、向こう(出版社や著者)は本を売りたいので興味を惹く内容を冒頭に書いていきます。それは10ページ程読めば、面白いかは判断できますのでそういう方法も良いですよね。キレイな本を選ぶ→最初の10ページを読んで面白ければ購入してもいいのかな、と。

 

どちらも参考にできる

「キレイな本」、「最初の10ページ」は出口さんの言っていることは納得できるし実際、私の場合はジャケットで判断して買ったりすることが多いです。たぶん運命的な偶然を期待して中身は見ないで買っているんですよね。実際にコレだ!って思えたのは3割です。打率低いですね。10ページくらいなら5~10分で読めるのでめんどくさがらずにやってみようと思います。ちょっと細かなことを言わしてもらうと「キレイ」っていう概念は人によって差があるかもしれないんですよね。男性が女性を見て 「可愛い」、「美人」、「ブス」など捉え方はその人によりますよね。なので、その「キレイ」っていうのは自分の物差しで良さそうですよね。残りの人生であと何冊読めるのかわかりませんので、そう考えると本選びって重要ですね。その一冊でターニングポイントが訪れることもある。出口さんの本選びは迷ったときにやりましょう。